4/26「ナミヤ雑貨店の奇蹟」アフタートークレポもどき

 

※あくまでレポ「もどき」です。

 拙いです。

 また、大まかな内容と雰囲気重視で

 記憶を辿って何となくまとめたものですので、

 実際の発言内容や意図と異なるところもあると思います。

 そして川原さんファンの視点なので、偏りがあります。

 …雰囲気だけちょっとでも伝わればなあ…と。

 

※ストーリーのネタバレを含みます!!

 

以上、大丈夫でしたら「続きを読む」へどうぞ

 ↓

 

 

まず多田さん→松田さん→鮎川さん→川原さんの順番で自己紹介。

みなさん役名とお名前を言う中で、自分の番が来た時唐突に、

 

川原「どっち?」

多田「『どっち』ってなんですか!」

川原「実年齢?…浪矢雄治役の川原です」

 

今回はナミヤ雑貨店のセットの上に座布団が置かれていて、そこに座ってのアフタートーク。

川原さんはおじいさんナミヤさんバージョンで「やれやれ、ありがたい」と言いながら座ってました。

最初の「どっち?」の意味を汲んだ多田さんが、「そうか、若いナミヤさんと年取ったナミヤさんがありますからね」と言うと、川原さんは「(おじいさんver.で)年取った方でやると喋り方もゆっくりになる…」。時間が限られているので却下になった模様。

 

一つ一つの質問に順番に答えて、とやっていくと時間がかかるので、多田さんが質問項目を全部読み上げて、「これ答えられる!っていうのがあったら答えてください」という方式。

質問内容も詳細は覚えていませんが…

・演じてみての感想

・印象に残ったシーン

・共演者について

・稽古中印象に残っているエピソード

・ナミヤさんに相談したい悩み

とかあったような気がします。

一通り読み上げて、

 

多田「はい!じゃあこれなら答えられるっていうのがある人!」

他三人「………」

多田「……ええ~?みんなノープランでここにあがってんの?…じゃあ川原さん」

川原「ちょっと待て!様子見てるんだから!」

多田「いっつもそうやって様子見てるじゃないですか!たまには先頭切っていってくださいよ!」

川原「若者たちのテンポについていけてないんだよ!」

松田「じゃあ、はい!俺行きます!」(挙手)

鮎川「じゃあ俺が!」(挙手)

松田「いやなんでだよ!」

川原「じゃあ、」(挙手)

 

やや中途半端なダチョウ倶楽部システムを収束に向かわせるべく、結局多田さんが最初に手を上げた松田さんを指名。

松田さんが挙げたのは印象に残ったシーン。魚屋ミュージシャンさんのお父さんの厳しくも愛のあるエールが「自分も上京して役者の道に入ったということもあり、すごく心に響くものがあった。稽古の時から泣きそうになりました」というようなお話をされてました。

 

多田「みんなそう(地方から出てきて役者の道へ)だもんねー…太陽は?」

鮎川「僕は東京出身です」

多田「あー東京かあ。じゃあのシーンは何とも思わないと!」

鮎川「いやいや!」

松田「すいませんこれ僕ですね!全面的に僕が悪いです!」

 

松田さんいい人だ…!

鮎川さんはたぶん「演じてみての感想」に絡めて、「ステージの上手・下手・中央だけでストーリーが進むという作りがすごい」というようなお話を。

すると

 

多田「すごい、演出を誉めた!これは将来演出家、あるな」

松田「でも太陽くんの演出の舞台には出たくないです!」

 

理由は「基本きっちりしてるしロジカルなんだけど、急に『…もういいや!帰ろう!!』っていうテンションになることがあるので振り回されそう」というような内容だったかと。

多田さんは川原さんに話題をふります。

 

多田「川原さんは?」

川原「……何が?」

多田「何がじゃなくて!好きなシーンとかは言うのちょっと照れくさかったりするかもしれないけど、共演者についてとか!」

川原「共演者?ああ…みんな若いのにしっかりしてるよね」

 

松田さんが24歳・鮎川さんが25歳と聞いて、そのぐらいの年齢の頃のご自身と比較して、「小劇場で自分の劇団のことばっかりやってたから。二人はあちこち渡り歩いてるから、視野が広いよね」

これに多田さんも「ほんと(二人は)しっかりしてる」と同調。

 

川原「多田は?いくつになったの多田」

多田「もう32になりました」

川原「32かー。でもしっかりしてるよ」

多田「今回若い二人と一緒だし、唯一初演と同じ役だし、自分がひっぱっていかなきゃってプレッシャーもあったりしたんですよーほんとに!」

 

なぜかやさぐれモードの多田さん。

鮎川さんからは「共演者について」に関する答えが。

 

鮎川「一昨日川原さんちに行ってご飯ごちそうになったんですけど、その時に『川原さん、あの、なんかいらない服とか小物とかあったらください』って言ったら『俺には(丈が?)長いから』って黒の、高そうないいジャケットもらったんですよ!着てみたらぴったりで!」

多田「そういうこと言えるのがすごいよねこの男は!で『じゃあ川原さん俺もなんか欲しいです』って便乗したら『これもう着ないから』ってグレーのジャケットもらいました。『断捨離』とか言って」

 

川原さんの気前の良さと鮎川さんの懐への飛び込み方、多田さんのチャンスを逃さない俊敏さのすべてに驚きました(笑)。

だがここで懐へ飛び込む系ではさらに上を行く共演者の存在が松田さんの口から明かされます。

 

松田「共演者と言えば菊地美香さん。俺は『美香ねぇ』って呼んでるんですけど、美香ねぇが川原さんのこと『ねえねえ川ちゃーん』って呼んでてびっくりしました」

川原「最初は面食らったけどね」

松田「でも今は特に違和感なく?」

多田「あいつは自分がかわいいって分かってる!かわいいから許されるって分かってやってんだ!!」

川「どうしたんださっきから!!」

凌「荒ぶってますね!!」

 

それから、松田さんだったかな?「ナミヤさんに相談したい悩み」の質問に絡めて「20代の頃の川原さんの悩みは?」という話に。

 

川原「一応大学は日芸の演劇学科に行ってたけど、劇団をどう大きくしていくかしか考えてなかったから。芝居やってバイトして芝居やって、の繰り返し」

多田「悩む暇なんてないって感じですか?」

松田「でもなんかあったでしょー?仕事がうまくいかないとか、恋愛関係とか、友人関係とか…」

川原「……うん?」

多田「ない訳ないでしょー!でもここじゃ言えない!」

松田「すいませんプライベートなこと訊いて!」

多田「じゃあ次川原さんちに行ったときに訊きましょう!で、またなんかもらおう」

 

チャンスは自分で作り出す多田さん(笑)。

 

この後今回の公演グッズ紹介があったのですが、公演トートバッグにほかのグッズ一式を入れて登場の際に松田さんが持ってくるはずだったのですが、

 

松田「……あ、忘れたー!」

 

鮎川さんが舞台袖に取りに走ってくれました。

松田さんのおすすめグッズはレターセット。

 

松田「公演グッズでレターセットっていうのが珍しい。自分自身手紙を書くのが好きで、よく置き手紙とか家族に書いたりしていたので、手紙という文化を大切にしたい」

 

という話をしている間、鮎川さんはバッグの中のグッズをいくつか膝の上に載せて、隣で川原さんがそれを覗き込んで何やらおしゃべりしていました。

鮎川さんのおすすめはブロマイド。

 

鮎川「ありきたりなんですけど、ブロマイド」

多田「ありきたりなのか?」

 

ブロマイドは稽古場バージョンと舞台バージョンがあり、

 

鮎川「自分たちのやってきたことがこうやって残って、後で振り返ることができる。今回『ナミヤ雑貨店の奇蹟』というタイトルですが、自分たちのやってきた軌跡が残る」

多田「軌跡と奇跡ね。ものすごいスベってるけど」

鮎川「そうやって言うからスベった感じになっちゃうんじゃないですか!」

 

グッズに関しては全部まとめて買えるセットがあるんですが、

 

多田「お得なセットが、7380円!738でナーミーヤ!7380円!738!ナミヤ!ナミヤで7380円…」

川原「もういいわ!!」

多田「(ツッコミ)ありがとうございます!!」

 

多田さん初日のアフタートークの時は7380円がナミヤにちなんで、だって気付いてらっしゃらなかったですよね(笑)!私もその時に「ああ!(理解)」となったのですが。

 

そろそろお時間なので一人ずつ挨拶を、となり、

 

多田「誰からいきます?」

 

とここで舞台袖から「はーい!!」と鯨井さん乱入。

そのままはけようとなさったのを、みなさんが「じゃあ最後締めて!!」と引き留めて、そのままステージ上に残ることに。

鯨井さん、最初はみなさんが喋っている間、川原さんの奥(川原さんがセットの一番端に座っていたので、隣には座れなかった)に座っていたのですが、なぜか途中で移動してセットの隣にニコニコしつつ正座。

おひとりおひとりのあいさつをちゃんと覚えていないのですが(ついニコニコしている鯨井さんに夢中になっていた)、多田さんが「この舞台を見て好きな役者が増えたら今度はその役者の舞台を見に行って、という風にしていくと演劇界の未来も明るいと思いますので」というようなことを言ってみんなに「演劇界語っちゃったよ!」とつっこまれていたのと、川原さんが「この座組で、このメンバーでやることはもう二度とないかもしれません。だから残りの公演も楽しんでやっていきたい」というようなことを言ってらしたように記憶しております。。

喋り終わってから、「じゃあ最後!!」と川原さんが鯨井さんにマイクをパス。

 

鯨井「えっ川原さんいるのに俺が締めるの!?」

川原「(頷く)」

 

鯨井さんは「魚屋ミュージシャン、魚屋ミュージシャン役の鯨井康介です」となんだか選挙の候補者演説みたいな言い方をしてらした記憶が。内容はちゃんと覚えていませんが、「このままだと僕何も喋らずにただ出てきただけになっちゃうんで」「今日の感想なんかを広めていただいて。ツイッターフェイスブック、ブログ、あと久々にmixiなんかも引っ張り出してきて、この、ね、ところどころに見える何か(空席)をどうにかしていただきたいなと!」としっかり宣伝してらっしゃいました。

 

最後みなさんではける時、鯨井さんが先頭にたって袖に向かったのですが、先に四人を通そうとして?立ち止まったのを川原さんが手で「しっ!!しっ!!」って追い払う仕草をしていたのがおもしろくて印象的でした。

 

全体的になんだかこの座組の仲の良さが垣間見えて、とてもほっこりしたなあ、と。

無理して行って良かったです。

 

 

本編の舞台の感想は、また後日改めて書けたらいいなあ…。